小さな国語塾のつぶやき
一生の財産
本年度の読書感想文の審査が始まった。複数の審査員で輪番で期間を決めて読んでいくことになり、今年はトップバッターで多数の感想文を預かった。張り切って、読み始めたところ・・・①書き出しを一文字下げていない②段落がなく、エンドレスに書いている③誤字という3点があまりにも多く、愕然としている。③に関してはまあ、仕方がないかという気がしなくもないが、①と②に関してはかなりのショックである。ちなみ今年も中学3年生を担当させてもらっている。つまり、中学3年生がこの状態ということは他の下の学年は・・・・と思うと暗澹たる気持ちになる。テストで「50字以内で書け」といった記述では、一マスあけずに書き始めるし、日ごろ原稿用紙に文章を書くという経験が少ないからという背景があることも重々承知だが、それでも彼らに声を大にしていいたい。早ければ3、4年後には社会に出るわけであって、その時にきちんとした形式の文章を書けることを当然要求される。大学や専門学校に進学するにあたってもレポートや試験で文章を書くことになる。「きちんとした文章を書ける」ことは一生の財産!年に一度の感想文、取りあえずこなしておけばいい…と思わず「将来のため」と少し視点を変えて取り組んでほしいものだ。
2015/11/24 19:21
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