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小さな国語塾のつぶやき

大熊猫

「大熊猫」と書いて何と読むか?答えは「パンダ」。お恥ずかしいながら、これは昨夜、生徒からのクイズだったのだが、答えられず教えてもらった。さて「熊」というのはなんとなく分かるのだが、なぜ「猫?」と思った人が多いのではないだろうか?当時の中国では、一般の人は、右から左に文字を書く。ところが、中国の生物学界では既に西欧流に左から右に文字を書く方法を採用していたという。そして、パンダの標本には「猫熊」という表示がつけられていたが、パンダを見に来た一般の人たちは、これを「熊猫」と読んでしまい、以来、誤った呼称である 「熊猫」 が一般化したそうだ。(『西南師範大学 漢語言文字学研究叢書第二輯 漢語動物命名考釈』 )つまり「大熊猫」 は、本来は「大猫熊」 だったという。それならば、何となく納得。何事も丸覚えしようと思ってもなかなか難しいが、理由や由来が分かり納得するとストンと腑に落ちる。漢字はもとより、古語が現代語と同じ単語ながら意味が違う場合が多いが、それについては極力由来などを説明するように心がけている、少しでも納得することによって記憶に残ってほしいと願いながら。さて、今から今日の授業の準備をするとしよう。

2015/11/20 12:58

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