小さな国語塾のつぶやき
「桜」
今日からブログを再開!毎年、桜の時期になると生まれ育った兵庫県入りするためしばらく留守にしていた。今年もたくさんの見事な桜はもちろんだが、あっという間に変わる風景を目の当たりにし、まさに「方丈記」の世界だ!とつくづく感じた。(方丈記の冒頭は「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と、又かくのごとし。」である。)方丈記は世の中の無常感がテーマになってるのだが、日本人が桜を好むのはまさにこの無常感を桜に投影している。開花のみならず、散って行く儚さや潔さが諸行無常といった感覚にたとえられており、ぱっと咲き、さっと散る姿ははかない人生を投影する対象となったと言われている。桜は日本特有の花ではなく、アジアのみならず世界各国にも存在するにもかかわらず日本人の桜に対する思いは格別である。桜は美しくはかないからこそ日本人の心をとらえるのであって、長く咲き続けるならばさほどありがたさを感じない?と思う。何事も移り変わるからこそ「いま」を大切にし、「いま」やるべきことをコツコツとすべきか。
2015/04/04 09:11
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