小さな国語塾のつぶやき
「詩」の場面分け
いつも生徒に言うのだが・・・「現代国語で一番難しいのは、詩、次に小説、次に随筆、論説だよ。」と。皆、一様に「えっ?逆じゃない?」といった反応をするのだが・・・。読むのに苦労するのは当然「論説」で先の順序とは全く逆になるのだが、実際に解いてみて難しいのは「詩」だと思う。短い内容に作者の思いがぎっしりと詰まっている上にあらゆる技法が使われているからだ。さて、「詩」場面分けをするという設問が多いのだが、段落とは違って文章の量で分けることはできない。あくまで「時間のずれ」「登場人物の変化」「景色の変わり目」で判断するしかない。例えば高村光太郎の「レモン哀歌」では、18行の詩のうち16行が「死と隣り合わせの智恵子について」、後半たったの2行だけが「智恵子の死後」という時間のずれがある。つまり、2場面で分けるとするならば16行と2行になる。「時間のずれ」を判断するには文末が過去形になってるか現在形になっているかで判断できるので、まだ比較的やりやすい。というわけで場面分けの問題についてはまずは文末を見て「時間のずれ」をチェック。
2015/03/25 13:11
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