小さな国語塾のつぶやき
音読のすすめ(古文)
近年「音読」がいい!と言われていることは誰もが聞いたことがあるだろう。確かに脳が活性化される→国語力アップ、耳からも情報が入ってくるのでより知識や内容を頭にインプットしやすい等、いろいろな効果が言われている。しかし、音読ができるイコール国語ができるということではないと思う。逆に言うと音読が上手にできるということは国語ができるための最低条件の一つだろう。つまり、音読が上手にできるからといって安心してはいけないし当然やるべきことは抑えなくてはならない。さて、ここからが本題。一番「音読」をお勧めしたいのが古文。昔の言葉で書かれている、一文が長いため、目で読んだだけでは当然意味がつかみにくく、そもそもどこで切っていいかも分からない。そこで、テスト中は無理だが、家で問題に取り組むときなどは本文を音読してみることをお勧めする。難しいとはいえ「言葉」なのでいくつもいくつも読んでいくうちに、どこで切ればいいかというのが自然に身についていく。ぜひお試しを。
2015/03/01 10:15
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