小さな国語塾のつぶやき
連載小説
朝一番の楽しみは、新聞連載小説を読むことである。単行本になっている小説ならば、時間の許す限り読むのだが、連載小説となると字数が決まった短い枠内だけ、しかも毎日「続き」が気になるように書かれているので毎朝新聞を手にした時のワクワク感がたまらない。連載のコツとして作家の林真理子氏は次のように言う「1回1回の盛り上がりを考えつつ、一冊にまとめた時に物語の大きな波が生まれるように紡いでいくにはテクニックも必要です」。さて、ある生徒に「ブログ、毎日書いてるんだよ~。でもそのうちネタがなくなるかも?」と何気なくつぶやいたところ「じゃあ、その時は代わりに『小説』を書いてあげる。それを載せたらいいよ~、続きが楽しみにしてくれる読者が増えるかも」という嬉しいコメントが返ってきた。その日を期待しつつ、連載小説を書けるぐらいまで文章力を付けるお手伝いをしようと固く誓う今日この頃(生徒のためというよりも、自分のために?)。
2015/02/02 14:14
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