小さな国語塾のつぶやき
真摯に・・・
「オール読物」(文藝春秋社)という月刊雑誌、2014年11月号に「私が新人賞を獲れたワケ」という特集が組まれている。オール読物新人賞、オール読物推理小説新人賞、サントリーミステリー大賞、松本清張賞を受賞した14人の作家に対するアンケート結果が掲載されている。アンケート項目「傾向と対策は考えた?」に対してほとんどの作家が「考えてなかった」と答えている。石田衣良氏は「傾向と対策を考えているようでは受賞は難しい、毎回全力投球しなければ、新人賞は突破できません。」と述べている。つまりは小手先のテクニックではなく、真摯に努力すると幸運の神がほほ笑むということか?!国語に関しても同じで、学校で習った内容だとそれなりに傾向が分かりテスト対策できるが、入試となると結局は日ごろの知識や努力の蓄積を問われることになる。基礎的な演習を何度も繰り返すことに対して謙虚に、そして真摯に努力することが重要。
2014/12/13 03:58
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