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小さな国語塾のつぶやき

「物の怪」

昨日からのどの調子が悪く、声がハスキーな状態になっている。咳、くしゃみ、鼻水は出ないので体調は悪くはないのだが、なにぶんすごい声なので周囲にはかなり心配をかけている。幸いにして今週は5週目で国語の授業はお休みなので(月4回の授業)生徒に迷惑をかけることなくホッ。さて、医学知識の未発達だった平安時代は、病気というのは「物の怪(生霊 怨霊 死霊)」による仕業だと考えられていた。人間の病気に対し、僧侶や修験者が加持祈祷を行い、「物の怪」を「よりまし」と呼ばれる別の者(主に女中、小童など)に一時的に乗り移らせることで、「物の怪」を調伏して病気を平癒されるといったことが行われていた。この様子は「枕草子」「源氏物語」にも描写されている。現代では病気を引き起こす原因として「免疫力低下」「ウイルス」「細菌」であり「物の怪」が原因ではないと実証されている。が、が、「病は気から」という言い回しがあるように「気持ち」が落ち込むと免疫力が下がり結果として病気になる。つまり「物の怪」が病気の原因ではないにしても加持祈祷を行うことによって「これで良くなる」と信じる気持ちが生まれ、その結果回復に向かったのでは?と思うのである。ちなみに周囲に「物の怪にやられてしまった」と冗談で言うと皆真剣に捉えてくれ・・・冗談はほどほどにと自分を戒めている。

2014/10/29 13:26

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