小さな国語塾のつぶやき
行事作文
先日の日曜日、音更、芽室地域の小学校で学芸会が開催された。「歌」「劇」「合奏」などにむけて先生、生徒が一丸となって毎日、毎日練習に明け暮れたことだろう。その頑張りを今週には「作文」にあらわすというクラスが多いと思うのだが。ここで気をつけることは二つ。一つは「読み手を意識すること」。今回の作文を読むのは学校の先生なので、多少分かりにくい表現があっても理解してくださるのだが、作文をはじめとして文章というのは基本的には「誰が読んでも分かる」ように書くことが大切。二つ目はあれもこれもと欲張って書かないこと。練習、本番での頑張りを主張したい気持ちは分かるが「~した」「~した」「~した」「そして~」「そして~」とただ、時間経過を書いているだけだと日記になってしまう。たくさんあるエピソードの中でどれが一番印象に残ったかを選んでくわしく書くことが大切。たとえば、書きたいことが5つあったとするならば敢えて引き算して3つぐらいに絞るとよい。
2014/10/21 12:35
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