小さな国語塾のつぶやき
先見の眼
「校舎を7割閉鎖する代ゼミが不動産業で有望視される皮肉」というタイトルで、ヤフーにダイヤモンド編集部が発信したニュースが掲載された。閉鎖する校舎に対する土地活用、テナント希望の申し出の電話が殺到し、その対応に追われている・・・と記事にある。要するに、本業が廃れ、本業以外で収益が上がるのは皮肉だというのだ。が、果たしてそうだろうか?実は25年ほど前に神戸校が新設されたときに「少子化で生徒が減ったときにはビジネスホテルに転換する、だから神戸校は食堂を作らず、ビジネスホテルに改造できるような作りになっている」というかなり信憑性のあるうわさが流れた。巨大な予備校を長年経営してきた立場の人間が、先が読めないとは思えない。つまり世間では代々木ゼミナールは予備校業界では「負け組」とレッテルを貼られているが閉校は完敗とは思えないのである。本当のことは、関係者にしか分からないが一つ言えることは「先見の眼」「判断力」を養うためにも若い時期から沢山本を読んだり、月並みだが・・・学校の勉強をしっかりすることが大事だと思う今日この頃である。
2014/09/01 12:04
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